「高額療養費制度が改正される」

というニュースを見て、ファイ子は帰宅後のソファから思わず起き上がりました。

病気になったときの医療費って、考えたくないけど考えなきゃいけないやつ。
「高額療養費制度があるから大丈夫」と漠然と安心していたけれど、その安心感が少し変わるかもしれません。

でも大丈夫。知ってしまえば怖くないし、知らないまま損するほうがもったいない。
今日はポイントをわかりやすく整理します。

そもそも高額療養費制度って何?

高額療養費制度とは、医療費が高額になった場合に、自己負担額が一定の上限を超えた分を国が払い戻してくれる制度です。

1973年に創設されたこの制度は、医療費が高額になっても家計破綻を防ぎ、必要な医療へのアクセスを確保するための経済的セーフティネットとして機能しています。 Yahoo!ニュース

たとえば大きな手術で医療費が100万円かかったとしても、自己負担の上限額(年収によって異なりますが、多くの方は月8万円前後)を超えた分は戻ってきます。

「え、そんな制度あったの?」という方、います?
ファイ子も正直、ちゃんと理解したのは最近です。恥ずかしながら。

また「多数回該当」という仕組みもあります。
直近12ヶ月以内に3回以上、高額療養費制度の自己負担限度額に達した場合、4回目以降の自己負担限度額が引き下げられる仕組みで、長期にわたる治療が必要な患者の経済的負担を和らげる役割を果たしています。 Yahoo!ニュース

長く治療が必要な方ほど守られる、そういう設計になっているんですね。

2026年8月から何が変わる?2段階改正をわかりやすく解説

今回の改正は2段階で進みます。

2026年8月から第1段階の変更が始まり、翌年の2027年8月から第2段階の変更が適用される予定です。2026年8月からの第1段階では、現行の所得区分のまま、全体的に自己負担限度額が引き上げられます。 Yahoo!ニュース

具体的な引き上げ幅はこうなります。

69歳以下の方については、2026年8月以降、月額の自己負担限度額が引き上げられます。

区分ア(年収約1,160万円以上)は+17,700円、区分イ(年収約770万〜1,160万円)は+11,700円、区分ウ(年収約370万〜770万円)は+5,700円、区分エ(年収約370万円以下)は+3,900円、区分オ(住民税非課税)は+1,500円となります。 Toyokeizai

50代の会社員が多い年収370万〜770万円の層では、月の上限額が約5,700円増える計算です。

「月5,700円か、ランチ5回分か……」とちょっと遠い目になったファイ子です。
でも毎月かかるわけじゃなく、高額な医療費がかかったときだけの話なので冷静にいきましょう。

一方で長期療養者への配慮もあります。
新たに「年間上限」が導入されます。

月ごとの医療費が上限に届かなくても、1年間の累計額が一定額に達した後はそれ以上の窓口負担が不要になります。

毎月一定の医療費がかかる方にとって、年間の支出見通しが立ちやすくなる明確なメリットがあります。 Yahoo!ニュース

負担が増える人・減る人、あなたはどっち?

今回の改正は「一律負担増」ではありません。状況によって影響が大きく変わります。

負担が増えやすいのは、短期間に高額な医療費がかかった場合です。
自己負担上限額が約8万円だったために多数回該当していた方も、改正後は上限額が2026年8月に約8.5万円、2027年には約9.8万円へと引き上げられるため、高額療養費の適用を受けられなくなる場合があります。 Yahoo!ニュース

「え、それって損じゃん」と思いますよね。ファイ子もそう思いました。

でも一方で負担が減るケースもあります。年収200万円の場合、改正後は自己負担が約3.5万円に引き下げられるため、10か月治療を受けると年間で約9万円の自己負担が軽減されます。 Yahoo!ニュース

つまり「短期的にガッとかかる人は負担増、長くじわじわかかる人は負担減」という整理になります。自分がどちらのパターンに近いかをイメージしておくことが大切です。

ちなみにファイ子は健康診断のたびに、ドキドキです。
50代、油断大敵ですね……。

ファイ子的まとめ 知って備えれば怖くない

今回の改正のポイントをざっくりまとめるとこうなります。

2026年8月から自己負担の月額上限が所得区分に応じて引き上げられます。
一方で長期療養者向けに年間上限が新設され、多数回該当の仕組みは維持されます。

今回の改正は「負担増」という側面が注目されがちですが、実際にはすべての方の負担が一律に増えるわけではなく、負担が増えるケースもあれば軽減されるケースもあります。 Yahoo!ニュース

ファイ子が今すぐやろうと思っていることは2つです。

まず自分の年収区分を確認して、改正後の月額上限を把握すること。
次に民間の医療保険の内容を見直して、カバーできていない部分がないか確認することです。

マイナ保険証を医療機関の窓口で利用し限度額情報の提供に同意することで、事前の限度額適用認定証の申請なしに支払いを上限額までに抑えられます。こういった手続きも今から知っておくと安心です。 Yahoo!ニュース

制度は変わるけれど、知識は裏切らない。

健康でいるのが一番の節約、とわかっていながら今日もソファに沈むファイ子なのでした。

どうせ悩むなら、動きながら悩もう。📓

ABOUT ME
ファイ子
50代会社員のファイ子です。老後が怖くてサイドFIREを目指すことにしました。家計見直し・新NISA・iDeCoのリアルを発信中。