【50代の年金対策】繰上げ・繰下げ・任意加入。知らないと損する3つの選択肢
「年金って、65歳になったら自動的にもらえるんでしょ?」
恥ずかしながら、つい最近までそう思っていました。😇
でも調べてみたら、受け取り方の選択次第で、もらえる金額が大きく変わることがわかって。
「もっと早く知りたかった……!」と思ったので、今回は50代が知っておくべき年金対策をまとめました。
まずネんきん定期便を確認しよう
年金対策の第一歩は、自分がいくらもらえるかを知ることです。
毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」に、将来もらえる年金の見込み額が記載されています。
「なんとなく届いてるけど、ちゃんと見たことない」…実は私もそうでした。笑
確認すべき3つのポイント👇
- これまでの保険料納付実績
- 現時点での年金見込み額
- 未納期間がないか
私の場合、65歳から月約10万円の見込み。夫と合わせると月25万円になる予定です。
「自分の年金がいくらか」を知るだけで、老後の準備の方向性がクリアになります。
まだ確認していない方は、ぜひ今すぐ確認してみてください😊
知らないと損する「繰上げ・繰下げ受給」
年金は65歳から受け取るのが基本ですが、実は受け取り開始年齢を自分で選べます。
繰上げ受給(60〜64歳から受け取る)
65歳より早く受け取る代わりに、年金額が減額されます。
| 受給開始年齢 | 月額 | 減額率 |
|---|---|---|
| 60歳 | 約7.6万円 | 24.0%減 |
| 61歳 | 約8.1万円 | 19.2%減 |
| 62歳 | 約8.6万円 | 14.4%減 |
| 63歳 | 約9.0万円 | 9.6%減 |
| 64歳 | 約9.5万円 | 4.8%減 |
(65歳受給で月10万円の場合の試算)
60歳で繰り上げると、一生涯24%の減額が続きます。
損益分岐点は約80.8歳。
それより長生きすると、65歳受給の方がトータルでお得になります。
繰下げ受給(66〜75歳から受け取る)
65歳より遅く受け取る代わりに、年金額が増額されます。
| 受給開始年齢 | 月額 | 増額率 |
|---|---|---|
| 66歳 | 約10.8万円 | 8.4%増 |
| 67歳 | 約11.7万円 | 16.8%増 |
| 68歳 | 約12.5万円 | 25.2%増 |
| 69歳 | 約13.4万円 | 33.6%増 |
| 70歳 | 約14.2万円 | 42.0%増 |
| 75歳 | 約18.4万円 | 84.0%増 |
70歳まで繰り下げると月14.2万円。
65歳受給より月4万円以上多くなります。
損益分岐点は約81.9歳。それより長生きすると、70歳繰下げの方がトータルでお得です。
どちらが正解?
正直、正解は人によって違います。
- 健康に不安がある・早めにお金が必要 → 繰上げ
- 健康で長生きしそう・65〜70歳の収入がある → 繰下げ
- サイドFIREで収入がある私の場合 → 繰下げを検討中
サイドFIRE後はNISAの取り崩しと副収入で生活できる予定なので、年金を70歳まで繰り下げて月14万円以上にするという選択肢が魅力的に見えています。
ただし繰下げには「70歳まで健康でいること」という前提が必要。
「健康寿命を延ばすことも、年金対策のうち」…これは盲点でした。笑
知らなかった「任意加入制度」
もうひとつ、知っておきたいのが任意加入制度です。
国民年金は原則20〜60歳の40年間加入しますが、60〜65歳の間も任意で加入を続けられます。
主に会社を退職した後などに活用できる制度で、加入期間が増えることで年金額が増えます。
60〜65歳の5年間任意加入した場合…
月約8,000〜9,000円の年金増額効果(概算)
「月1万円近く増える」と考えると、検討する価値があります。
特に過去に未納期間がある方や、早めにフリーランス・自営業になった方は要チェックです。
50代が今すぐやるべき3つのこと
年金対策は「65歳になってから考える」では遅すぎます。
50代の今から動いておくことで、選択肢が広がります。
① ねんきん定期便を確認する
まず自分の年金見込み額を把握する。
これだけで「老後にいくら足りないか」が見えてきます。
② 繰上げ・繰下げをどうするか考え始める
今すぐ決める必要はありません。
でも「繰下げで増やせる可能性がある」ことを知っておくだけで、60歳以降の働き方の選択肢が広がります。
③ 未納期間があれば追納を検討する
過去に未納があれば、10年以内なら追納できます。
追納することで年金額を増やせるので、ねんきん定期便で確認してみましょう。
まとめ|年金は「もらうもの」じゃなくて「育てるもの」
今回の年金対策をまとめると…
- ねんきん定期便で自分の年金見込み額を確認する
- 繰上げ受給:早くもらえるが一生涯減額(損益分岐点は約80歳)
- 繰下げ受給:遅くなるが増額(70歳で42%増・月約14万円)
- 任意加入:60〜65歳も加入継続で月約8,000〜9,000円の増額効果
- サイドFIREなら繰下げを活用して年金を増やす戦略が有効
「年金は65歳になったら自動的にもらうもの」
そんな思い込みを捨てて、受け取り方を自分で選ぶ意識を持つことが大切です。
どうせ悩むなら、動きながら悩もう。📓
次の記事では、50代からの副収入の育て方についてお話しする予定です。お楽しみに!
