50代の転職率が過去最高!でも年収は下がる?転職と老後設計の関係を考えてみた
「転職したい。でも年収が下がったら老後はどうなるんだろう」
ファイ子も最近、そんなことをぼんやり考えています。
今の職場に不満があるわけじゃないけれど、役職定年が見えてきて、このまま定年まで働き続けることが本当にベストなのか、正直迷っています。
どうやら同じように悩んでいる50代は多いらしく、転職率は今や過去最高水準に達しているそうです。でも飛び込む前に、老後設計との兼ね合いをしっかり考えておきたい。
今日はそのあたりを整理してみます。
50代の転職が急増している理由
マイナビの転職動向調査2026年版によると、2025年の正社員転職率は7.6%で過去最高水準となり、特に40代・50代の転職が活発化しています。
なぜ50代の転職が増えているのか、理由はいくつか考えられます。
① 役職定年の壁
50代になると役職定年を迎え、給与が大幅にダウンするケースが多い。
「どうせ下がるなら、自分のスキルを活かせる場所に移りたい」と転職を選ぶ人が増えています。
② 大企業の構造改革
2026年は大企業を中心に希望退職の募集が増えており、ミドルシニア人材が転職市場に流入しやすい状況になっています。
③ 働き方への意識変化
「生涯年収より、残りの仕事人生を充実させたい」「75歳まで働ける環境に移りたい」という価値観の転換が、50代の転職を後押ししています。
年収が下がるリスクを老後設計でどう考える?
ここが一番怖いところです。
同じ調査によると、転職後の平均年収は全体では増加しているものの、50代のみ転職後に年収が減少するというデータが出ています。
たとえば年収が600万円から500万円に下がると、月収にして約8万円のダウンです。
NISAやiDeCoの積立額を維持しながら、住宅ローンも返済していくとなると、家計への影響はかなり大きくなります。
ただ、年収が下がることがイコール「老後が詰む」というわけではありません。
大切なのはトータルで考えることです。
たとえば転職先が退職金制度のある会社なら、最終的な受取額が増えることもあります。
また、ストレスが減って健康でいられれば、医療費が抑えられる。やりがいのある仕事で長く働ければ、年金の受取額も増えます。
年収の数字だけで判断するのは、少しもったいないかもしれません。
転職前に絶対やっておきたい老後シミュレーション
転職を検討するなら、事前に以下の3つを確認しておくことをファイ子はおすすめします。
① ねんきん定期便で将来の年金見込み額を確認する
転職後の給与水準によって、厚生年金の受取額が変わります。年収ダウンが大きい場合は、その分を他の資産でカバーする計画が必要になります。
② 転職後の家計シミュレーションをする
新しい年収ベースで住宅ローン・NISA・iDeCo・生活費を当てはめてみて、毎月の収支がどうなるかを試算しておきましょう。「なんとかなるだろう」は禁物です。
② 退職金と勤続年数の関係を確認する
転職のタイミングによっては、今の会社の退職金が大幅に減ってしまうケースがあります。あと数年勤め上げてから転職するほうが得になる場合もあるので、必ず確認しておきましょう。
ファイ子の場合、住宅ローンの残高と現在の資産800万円台を考えると、今すぐ年収ダウンを伴う転職に踏み切るのはリスクが高い。でも58歳のサイドFIREに向けて、働き方の選択肢は常に頭に入れておこうと思っています。
ファイ子的まとめ 怖いけど、知ってから判断しよう
50代の転職は、若い頃と違ってリスクもリターンも大きい。
年収が下がる可能性は現実としてあるし、老後設計への影響も無視できません。
でも「怖いから考えない」は一番もったいないパターンです。
数字をしっかり確認して、老後設計と照らし合わせた上で判断する。
それができれば、転職は50代の人生を大きく変える選択肢になり得ます。
怖いからこそ、知ってから動こう。
どうせ悩むなら、動きながら悩もう。📓
