親の介護は突然やってくる。50代が今すぐ考えておくべき介護と老後設計
「うちの親はまだ元気だから大丈夫」
ファイ子もずっとそう思っていました。
でも先日、知人から「親が突然倒れて、仕事を休まざるを得なくなった」という話を聞いて、背筋がぞっとしました。
ファイ子の義両親、2人とも入院中です。
介護は予告なく始まります。しかも50代は、自分の老後設計が佳境に入る時期と完全に重なる。親の介護で自分の資産形成が止まってしまったら、老後はどうなるのか。
他人事じゃないと、強く感じています。
「まだ早い」は危険!介護が突然始まるリアル
厚生労働省のデータによると、介護が必要になる平均年齢は男性が80歳前後、女性が85歳前後です。
今50代のファイ子の親世代は、まさにそのボーダーライン上にいます。
介護は「そろそろかな」と準備できるケースばかりではありません。
脳卒中や骨折など、ある日突然始まることも多い。
しかも始まったら待ったなしで、仕事・家事・介護の三重苦が一気にのしかかってきます。
特に50代女性は、職場でも中堅どころになっている時期。
介護離職してしまうと、収入だけでなくキャリアも年金も一気にダメージを受けます。
実際、介護を理由に離職する人は年間約10万人。
そのうち約8割が女性というデータもあります。
「まだ早い」と思っているうちに、準備ゼロで突入してしまうのが一番怖いパターンです。
介護にかかるお金、実際いくら必要?
介護費用は、ざっくり2種類に分けて考えるとわかりやすいです。
① 初期費用
介護ベッドや手すりの設置など、住環境を整えるためのリフォーム費用が発生します。
介護保険を使えば一定額の補助がありますが、それでも数十万円かかるケースが多いです。
② ランニングコスト
在宅介護の場合、デイサービスや訪問介護を利用すると月3万〜7万円程度が目安。
施設入居になると、特別養護老人ホームでも月7万〜15万円、有料老人ホームになると月15万〜30万円以上かかることもあります。
生命保険文化センターの調査によると、介護期間の平均は約5年1ヶ月。
月10万円の費用が5年続くと、総額600万円以上になる計算です。
親の年金や貯蓄で賄えればいいのですが、それだけでは足りないケースも少なくありません。子ども側が補填することになると、自分の老後資金に直撃します。
介護しながら自分の老後設計も守る方法
介護と老後設計を両立するために、ファイ子が大切だと思っていることを3つお伝えします。
① 親の財産状況を早めに把握する
親の貯蓄・年金・保険の内容を、元気なうちに確認しておくことが重要です。
いざというとき「お金がどこにあるかわからない」では困ります。
親子で話しにくいテーマですが、「老後のために一緒に確認したい」というスタンスで切り出してみましょう。
② 介護保険サービスをフル活用する
介護保険は40歳から保険料を払っている制度です。
遠慮なく使うのが正解。ケアマネージャーに相談しながら、使えるサービスを最大限活用することで、自分の負担を減らすことができます。
③ 自分の積立は止めない
介護が始まっても、NISAやiDeCoの積立はできる限り継続する。
一度止めると再開のハードルが上がりますし、複利の恩恵も途切れてしまいます。
介護費用は親の資産で賄う、自分の投資は死守するという線引きを最初から決めておくことが大切です。
ファイ子的まとめ 怖いからこそ、今動く
介護はお金だけの問題じゃありません。
時間・体力・精神力、全部が削られていく。だからこそ、何も準備していない状態で突入するのだけは避けたい。
ファイ子がまずやろうと思っているのは、親の年金とお金の状況を把握すること、そしてもしものときの施設の選択肢を調べておくことです。備えておくだけで、いざというときの判断が全然違ってくるはずです。
老後が怖いからこそ、今動く。それがファイ子流です。
どうせ悩むなら、動きながら悩もう。📓
