「老後、いくら必要なんだろう。」

サイドFIREを目指していながら、この一番基本的な問いにちゃんと向き合えていませんでした。😇

「2,000万円問題」という言葉は知っている。
でも、自分の場合はいくら必要なのか、ちゃんと計算したことがなかったんです。

今回は「ゆとりある老後には月38万円必要」という数字を軸に、老後に本当に必要な資金を正直に計算してみました。

老後の生活費、2パターンで考える

老後の生活費は、大きく2つのパターンで考えることができます。

パターン月の生活費イメージ
最低限の生活約20万円必要最低限の衣食住
ゆとりある生活約38万円旅行・趣味・外食も楽しむ

総務省の家計調査でも、老後の平均的な支出は月25〜26万円程度とされています。
でも「平均的な生活」で満足できるかどうかは、人それぞれ。

私(ファイ子)は、老後も旅行に行きたいし、好きなものを食べたい。
だから「ゆとりある生活」の月38万円を目標に計算してみます。

月38万円の内訳を考える

「月38万円」と聞くと多く感じるかもしれません。
でも内訳を見ると、決して贅沢というわけでもないんです。

項目月額
食費7万円
住居費(ローン完済後)2万円
光熱費・通信費3万円
医療・介護費3万円
交通費・雑費3万円
旅行・趣味・外食10万円
交際費・冠婚葬祭3万円
予備費・貯蓄7万円
合計38万円

ポイントは住宅ローンが完済していること。
ローンがなければ住居費は管理費・修繕費程度に抑えられます。

そして「旅行・趣味・外食」に月10万円。
年間120万円の旅行・趣味予算…60代・70代の元気なうちに楽しむことを考えると、決して多くない金額だと思っています。

夫婦の年金でどのくらいカバーできる?

月38万円の生活費に対して、夫婦の年金はいくらもらえるのか。

私の家庭の概算はこちらです。

項目月額
夫の年金(概算)15万円
ファイ子の年金(概算)10万円
年金合計25万円

必要な生活費38万円 − 年金25万円 = 毎月13万円の不足

前回の計算(年金15万円)と比べると、夫婦合算で月25万円の年金があることで、不足額が月23万円→月13万円と、大幅に改善されました😊

これは大きい。「二人で年金を積み上げてきた」ことの強みを、改めて実感しました。

不足総額を計算する

毎月13万円の不足が何年続くかを計算してみます。

想定期間不足総額
25年間(65〜90歳)約3,900万円
30年間(65〜95歳)約4,680万円

25年間で約3,900万円の不足。

「やっぱり大きな金額だな…」と感じつつも、前回の試算(6,900万円)より大幅に少ない。夫婦で年金を積み上げることの大切さを、数字で実感できます。

ちなみに「最低限の生活(月20万円)」で計算するとどうなるか…

年金25万円 − 最低限の生活費20万円 = 月5万円の余裕!

最低限の生活費なら、年金だけで月5万円の余裕が生まれる計算です。
「老後は年金だけじゃ無理」と思っていましたが、夫婦の年金を合わせると意外と土台はしっかりしていたことがわかりました。笑

「ゆとり」にかかるコストを理解する

最低限の生活(月20万円)とゆとりある生活(月38万円)の不足額の差は…

約5,400万円

この5,400万円が、「ゆとり」に必要なコストです。

旅行・趣味・外食を楽しむ老後にするためには、それだけの準備が必要ということ。
「ゆとりをあきらめれば年金だけで何とかなる」…でも、それが本当に幸せかどうかは別の話。

「どんな老後を送りたいか」を明確にした上で、逆算して準備する。
これがライフプランの本質だと思っています。

不足分をどうやって埋めるか

3,900万円という数字を見て「無理だ」と思わないでください。
全額を自分で用意する必要はありません。

① 投資運用益で補う

新NISAで積み立てた資産を65歳以降に取り崩すことで、毎月の不足分を補えます。
月13万円の不足なら、約2,174万円の資産を年利5%で運用しながら取り崩せば、50年以上対応できる計算です。

② 副収入・働き続けることで補う

サイドFIRE後も週数日だけ働くことで収入を得る予定です。
月5〜10万円の収入があるだけで、不足分の大半が埋まります。

③ 支出を年代に合わせて調整する

体が元気な60〜70代は旅行・趣味にお金をかけて、80代以降は支出を抑える。
「ずっと月38万円」ではなく、年齢に合わせて柔軟に調整するのが現実的です。

まとめ|老後の必要資金を「見える化」することが第一歩

今回の計算をまとめると…

  • ゆとりある老後の生活費:月38万円
  • 夫婦の年金合計:月25万円
  • 毎月の不足額:月13万円
  • 25年間の不足総額:約3,900万円
  • 投資運用益+副収入+働き続けることで補う

「3,900万円」という数字だけ見ると怖くなりますが、全額を自分で用意する必要はありません。年金・運用益・副収入を組み合わせて乗り越えていくのが、サイドFIREの戦略です。

まず「自分の老後にいくら必要か」を知ること。
それが、老後への備えの一番の第一歩です。📓

次の記事では、50代の年金対策についてお話しする予定です。お楽しみに!

ABOUT ME
ファイ子
50代会社員のファイ子です。老後が怖くてサイドFIREを目指すことにしました。家計見直し・新NISA・iDeCoのリアルを発信中。