「もう50代だから投資なんて遅いよね…」
そう思っている方、ちょっと待ってください!
確かに50代スタートは、40代に比べて運用期間は10〜15年程度と短め。
でも、新NISAは 非課税&長期投資向けの神制度。
遅くても、やらないよりは「やったもん勝ち」なんです。
今回は50代から新NISAを始めた場合に、毎月3万円/5万円を年利5%で積み立てたらどうなるのか? をシミュレーションしてみます。
Contents
新NISAの基本をおさらい
- 年間投資上限:最大360万円
- 非課税保有限度額:1,800万円
- 非課税期間:無期限
- 投資対象:長期・分散・低コストの商品
👉 50代でも「退職後に取り崩すまで育てる」ことが可能。
シミュレーション条件
- 年利:5%(インデックス投資を想定)
- 積立額:毎月3万円/5万円
- 運用期間:
- 50歳〜60歳(10年)
- 50歳〜65歳(15年)
- 目標:老後資金2000万円
ケース1:毎月3万円積立
10年間(50歳〜60歳)
- 投資元本:360万円
- 運用結果:約 460万円
- 利益:約100万円
15年間(50歳〜65歳)
- 投資元本:540万円
- 運用結果:約 750万円
- 利益:約210万円
👉 2000万円には届かないけど、老後資金の厚みを増す副収入には十分!
ケース2:毎月5万円積立
10年間(50歳〜60歳)
- 投資元本:600万円
- 運用結果:約 770万円
- 利益:約170万円
15年間(50歳〜65歳)
- 投資元本:900万円
- 運用結果:約 1,250万円
- 利益:約350万円
👉 5万円積立なら、退職金や年金と組み合わせて2000万円問題クリア圏内に。
50代から始めるメリット&工夫
- 非課税の恩恵を最短で享受
→ 利益がそのまま手取りに。 - 退職金+NISAでバランス資産形成
→ 取り崩し計画が立てやすい。 - iDeCoとの併用で節税効果アップ
→ 所得控除もあるのでWでお得。 - スポット投資も検討
→ 余裕資金を一括投資して「時間の短さ」を補う作戦もアリ。
注意点
- 運用期間が短いため、リスク許容度は若い世代より低めに設定する
- 元本割れリスクを減らすため、株式100%ではなく債券・バランス型も検討
- 「退職後に現金が足りない」という事態を避けるため、生活費の現金確保は優先
まとめ
- 50代から新NISAでも遅くはない!
- 3万円積立 → 10年で460万円、15年で750万円
- 5万円積立 → 10年で770万円、15年で1,250万円
- 退職金・年金と合わせれば老後資金2000万円問題は現実的に解決可能
👉 「もう遅い」じゃなくて「今からでも十分」。未来の自分に「ありがとう」と言われる準備を始めましょう😊
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